中古車を販売しているお店やディーラーなどの場合、トラックの査定基準がないので買取価格が下がることが多いといいます。中古車販売店は主に普通乗用車を対象にしているので、お客さんも乗用車を求める人ばかり、ディーラーは新車を販売することが仕事になるので中古トラックの流通への対応が弱めです。これに対して、トラック買取専門店の場合は数多くの買取実績を持っていてホームページなどでその実績が紹介されていることも少なくありません。例えば、10万キロ走行で年式が2010年製で2トン車両を20万円で買い取ったなど写真が掲載されているので状態なども分かります。
エンジンの状態や荷台のコンディションなど販売コーナーでは、買い手が欲しい情報まで明記されているので販売中の車両を見ることで、自社が所有するものと比較して大よその価格を把握したいときにも便利です。トラックの買取専門店は、メーカー各社やグレード、形状や機能など過去の実績から得たデータベースを構築していて、データベースを使うことで適切な査定額を提示できる強みもあります。自社で販売まで行っているところは中間マージンが発生しないので査定額にプラスされることもありますし、状態があまり良くない車両などの場合も海外に販路を持っているところを使えば他店では断れてしまうものでも値段を付けてくれる。トラックの買取先を探すときには国内外の販路を豊富に持っている専門店を使うことをおすすめします。