結論から言えば、トラックは普通の自動車とは異なりエンジンとトランスミッションが動く車両であれば問題なく現役で使用できるからです。エンジン部分とその動力を伝える装置であるトランスミッションさえ生きていれば、正しく修理およびメンテナンスを施すことで復活します。そのためエンジンが動いてその周りに異常がなければ、高く買い取ってくれるでしょう。トラックの構造は車体とパワートレーン、架装している部分とに分けられます。
架装部分が汚損していても修理専門の企業に依頼すれば新車のようになるため、車体とパワートレーンさえ無事ならば大丈夫という訳です。すなわち事故や長年にわたる酷使で破損している箇所があっても、パワートレーンが無事だったら廃車にはせずにトラック買取専門店に査定の依頼をすることをおすすめします。エンジン部分が動いている前提で、大型・中型車に加えて2トン車以下の車種も人気です。日本の車両は海外で人気がありますが、2トン車以下のトラックの場合は国内でも需要が高いです。
その理由は2トン以上の車両の運転には準中型以上の免許が必要ですが、2トン以下であれば普通免許で運転可能なことが挙げられます。またエンジンやトランスミッションに問題があっても、自社工場を持つ買取店や海外の現地で修理やパーツ取りに使われます。破損しているからといって安易に廃車にするのではなく、一度買取店に話を聞いてみるのがおすすめです。